天気予報は相変わらず当たらず、雨が降り出したのは夕方遅くになってからだった。
日中は日差しもあって、そこそこ暑く、猛暑が再来するのかとビビった。
夕方から雨になり、地表の熱が冷やされ、吹く風が涼しくなって、久しぶりにエアコンの要らない夜となった。
若い頃は、どんなに暑くても夏が好きだった。私が7月の生まれなのもあるかもしれないが。
それが、段々と年老いて来ると、夏が苦手になって来た。しんどい。寒ければ着込めばいいけれど、暑い時には脱いで裸になっても、それ以上には涼しくはならず、暑いまま。
そして暑くなればなるほど、我が家の周囲にはヨッパライが増えて来て、深夜から早朝にかけて騒ぐことが多い。
真夜中に、奇声を発すること自体異常なのだが、奴らヨッパライ共の脳は酒にやられてしまっているので、そもそも常軌を逸している。
昨日も書いたけれど、酒の恐ろしさは、その主成分であるアルコールが脳に作用して、本来の自分が酒に乗っ取られてしまうことだ。酒の支配下に成り下がった脳からは、理性が失われてしまう。
人間を人間たら占めているのは、理性ではないのか?それが全て失われてしまうのが、飲酒である。
アルコールの脳への作用機序を調べて、このことをきちんと学習し理解すると、酒を飲む気にはならなくなると思う。
「アルコール+脳+作用機序」とか「アルコール+脳+影響」とかの検索キーワードでググってみてほしい。自分が飲む酒の主成分アルコールが、脳に対してどのような攻撃をするのか、分かり易い説明が山ほど出ている。
私は飲んだくれの頃、酒を飲んで酔うことが人生だったので、アルコールが脳にどう作用するかなど気にもしなかった。
だがもし、素面の時に、このことをきちんと学んでいたら、果たしてあれほどに深酒をしただろうか。今となっては分からないことだが。
アルコ―ルに支配された脳を《酒脳(しゅのう)》と名付けてみた。
酒飲みなら誰しも、深酒で泥酔し、自覚もなくやらかしてしまったことがあるだろう。それは、《酒脳》と化した頭が理性を失い、本能剥きだしで行動した結果である。
酒に酔っている時間、アルコールが抜けるまでの時間、外見は私であるけれども、内面は私ではなくて、アルコールなのである。
《酒脳》は恐ろしい。脳がアルコールに汚染されてしまうと、通常の脳に戻るまでかなりの時間を要する。その間、アルコールが自分の脳を支配し、自分を操っている状態なのだ。
《酒脳》にならぬために、飲酒は御法度と心得るべし!
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