ほとんど一日曇天なのに、気温は20度近くまで上がって、寒くない。
明日はぐっと冷え込むようなので、この寒暖差が身体には応える。
今日ふと思ったことがあって、それは、今の私の酒に対する心境が簡単に他の人にコピー出来たらいいのになあ、と。
変な空想だが、今のこの心境を、9年前の断酒に苦しんでいる自分にもコピー出来たらいいのになあ、と。
初期のころ断酒に苦しんだ私からすると、飲酒を欲しなくなるまでは、苦しむことが一種の通過儀礼であって当たり前のことだと思う一方、たかが酒をやめるくらいで、あれほどに苦しむのもばかばかしいとも思う。
私は今や、一日を通して酒のことなど全く思い浮かばず、この10年続けてみようと日々就寝前に書いている断酒ブログを綴る時だけ、過去を思い出している。
酒をやめた直後の、あの苦しみは一体どこから来ていたのか、そして今、あの苦しみはどこへ行ってしまったのか。
今夏は、昨夏までは飲んでいた炭酸水すらほぼ飲まなかった。炭酸水の、喉を通り過ぎるときのシュワシュワした刺激が好きだったのだが、もうそれも要らない。冷たい水がうまい。
良く飲むのは、水の他には、ブラックのコーヒー。たまに牛乳。野菜ジュース、果物ジュースの類も飲まなくなった。
酒に関して、好きとか嫌いとかではなくて、自分とは関わりの無い飲み物であり、全く不要であると言う、恬淡とした心境。これを、たった今断酒に苦しむ人に、何とかコピー出来ないものかな、そんなことを考えてみた。
出来ないのは分かっているけれど、出来たらおもしろいのになあ。
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