朝から曇天で、一度も太陽が顔を出さず、最高気温が5℃くらいまでしか上がらない、寒い一日だった。
東京電力が、料金の約3割の値上げを政府に申請したそうで、認可されれば6月から電気料金がとんでもないことになる。
冬は室内でも着込めば何とか凌げるが、真夏の暑さには、エアコンでの冷房が欠かせないので、今から電気料金が恐怖である。
先日のことだが、4月からの就職先にインターンで行き始めた娘が、ちょっとした飲み会に誘われたので、遅くなると連絡があった。
息子は酒の飲めない体質で、どこへ出ても一滴も酒を飲まないので安心だが、性格が私にそっくりのへそ曲がりで、体質も私にそっくりで弱いのに酒を飲みそうな娘は、飲酒行動がちょっと心配。ひょっとして少しぐらいと、酒を飲んでしまうのでは?と。
その夜、娘に何度かLINEをしたら、その度に返事があったので、酔ってはいないなと少し安心しつつ、帰りを待った。
結局その日の娘の帰りは遅かったが、普通に素面で帰って来た。酒飲まなかったの?強要はなかったの?と聞いたら、
「お酒なんてまったく興味ないもん。勧める人もいなかったよ!」だと。
私は、自分が何十年も酒を飲み、酒にこてんぱんにやられて来た。身を以って酒の害を嫌と言うほど知っているので、我が子には一滴たりとも酒を飲んでほしくない。
まだまだこれからの人生が長い彼らが、社会人として歩み始めて間もないときに、酒で躓いてほしくない。
だが親として、大人の彼らの行動に対して、一々心配してもどうもならないのも分かっている。
酒及び飲酒に関しては、10年前、私が断酒した直後から、事ある毎に子供たちには口を酸っぱくして、注意をして来たので、我が家の子供らは酒が碌でもないことは理解しているようだ。
親孝行とは、子が親を敬って親に尽くすことだそうだが、酒を飲まないだけで、親孝行をしていることになる。子が酒を飲まないだけで、親は子の酒害の心配をしないで済むので。
世の若者には、酒飲まぬ親孝行を、是非とも勧めたい。
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