どんどんと寒くなって、私の好きな冬らしい日になって来ている。嬉しい。
寒いならば、部屋を暖めなくても厚着をすれば良いだけなので、我が家の冬は暖房費がほぼゼロだ。
今日は、近所に住んでいるのに中々会えなかった知人のOさんと、ファミレスで小一時間ランチをして来た。Oさんは、私より10歳くらい年上の人。知り合ったのはもう15年前くらいになるだろうか、近所のボクシングジムで。
先週の金曜日、12月の1日だったが、たまたま最寄り駅の改札を入ったら、ちょうど下り電車から降りて来てOさんがこちらへ向かって来た。
私は声をかけて、邪魔にならない壁際に移動して、5分ばかり立ち話をして、その場でLINE交換をして別れた。
お互いに昼間は時間があるので、夜ではなくて、ランチでフリードリンクでも楽しみながらという事で、今日会って来た次第。
Oさんに会うのは、3年半ぶりくらいになる。最後に会ったのは、コロナの始まった年の初夏の頃だったと記憶している。
Oさんとの会話の中で学んだのは、私くらいの世代の男性陣の行動パターンだ。定年後の男性たちは、家に籠もってしまい、外へ出なくなる人が多いとのこと。
会社と家の往復だけで事足りていた生活が、退職によって一変してしまい、自分の居場所の喪失感を味わい、何をしていいのか分からなくなるのだとか。それで、奥さんに付き纏って嫌がられる人もいるのは本当だと。
私はフリーランスでやって来たので、定年退職と言うものが無くて良かったと思った。
Oさんから学んだ2つ目は、Oさんは今町内会の役員をやっているのだが、Oさんの町内会だけで、オレオレ詐欺とか投資詐欺でお金を失った家が、今年4軒も発生しているそうだ。
被害者のお宅に共通しているのは、高齢者の世帯で、きっかけは固定電話、更にはどのお宅も、家族にバレると叱られるので黙っていてほしいと懇願されたそうだ。なのでもちろん、警察へ被害届も出していないとのこと。
Oさんから学んだ3つ目は、老害について。これは普段から私も気を付けていることだが、自分の価値観を振りかざし、他者を攻撃するジジーにだけはなりたくないと言うこと。これはOさんと私とで、完全に意見が一致した。年老いたら、若者から謙虚に学ぶ姿勢が大切だ。
人と会って話すのは、本当に楽しいし、良い勉強になる。ランチを小一時間楽しみつつ、健康的な会話をするのに、酒など全く不要である。
・‥…━━☆《10年前の今日》
10年前、酒を断ってから酒だけでなくタバコの害も調べるようになり、タバコも酒もガンガンやっていた過去を振り返り、青くなったものだった。
というか、よくよく色んな酒関連の文章を読んでも、アルコール依存症になった人は、断酒しなさい、と書かれているけれども、老いてきたら断酒して内蔵を休めなさいとか、いい歳になったら、もう酒はやめたほうがいいとか、誰も勧めないのは何故だろう。
今でも、酒は身体に悪いとの記事をよく見かけるが、断酒を勧めることはなくて、酒の飲み方をレクチャーしてばかりだ。結局マスコミは、酒の業界への提灯記事しか書けないのだろう。
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