もう1月も中日に達した。
毎年のことながら、年末を待つ日は割りと長く感じられるが、年が明けるとぐんぐんとスピードを増して時が過ぎて行くようだ。
今日は妻が頭痛で休んだ。どうも季節性の、気温や気圧の変化が原因の片頭痛のようだが、心配なので午前中は寄り添っていた。
午後からの私は、予約してあった歯科医院へ。正月の3日に取れてしまった根管治療済の奥歯の根本の抜歯である。
抜歯は、2度め。30年くらい前に親知らずを抜歯して以来のことになる。行く前から憂鬱で、ぶつぶつ・・・
・・・そしたら、何事にもあっけらかんとしている妻がひと言。
「諦めなさい!仕方ないでしょ!その歯はもう割れちゃって使えないんだから!」
予約時間より15分くらい早く歯科医院に到着したら、すぐに呼ばれ、診察室へ。一度経験しているので、それほどの恐怖心は無いけれど、自分の身体の一部が失われることへの失望感で、とほほな心理状態だ。
麻酔をして、ヤットコのような器具で引き抜かれるのは、痛みは無いとは言え、丸で拷問のようだった。
さて、話かわって、10年前のブログから、飲酒人生と断酒人生について、ちょっと書いてみたい。
酒を飲み続けた人は、飲酒人生で終わる。適正飲酒なる飲酒で終わる人もいれば、飲み過ぎのアル中で終わる人もいることだろう。
でも、飲酒人生の途中で酒を断ち、断酒人生を始めた人は、それまでの酒浸りの生活から一変する。
断酒人生のスタートは中々に難しいが、始めて走り出し、継続できれば、その先に見えて来るものは、きっと素晴らしい。
断酒人生は、断酒をした人にしか分からないし、語ることが出来ない。
・‥…━━☆《10年前の今日》
酒を大量に長期間飲んでいた人に、脳の萎縮が見られると言うのは、この時に学んだ。ゾッとしたことを覚えている。
過ぎ去った時間をもう一度生きることは出来ない。最後の飲酒日を、ノンベーの自分の命日として、心に刻んで、ピタリとやめた日を新たなる誕生日として、酒のない人生を生きるしかない。どうせ生きるなら、明るく楽しく生きよう。
私は今の年齢に達して、認知症のような症状も出ておらず、こうして毎日ある程度まとまった文章を綴ることも出来ている。
今のところ、渡しの場合、過去の大量&長期間飲酒の脳への悪影響は出ていないようだ。
・‥…━━☆☆☆
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