どんどんと時が過ぎて行く。1月の3回目の木曜日。
奥歯を抜歯してからどうも調子が出ない。爺さんになって来ている自分を受け入れるのを拒んでいる心。
人間は何をしていてもしていなくても、時の経過と共に年老いて、若い頃のような活気もやる気も元気も無くなる。
最近、酒に逃げる老人の心理が分かるようになって来た。
私の利用する最寄り駅の前にある広場では、日々誰かしらのアル中老人が腰掛けて、歯無しの口をふがふがさせて、酒を飲んでいる。
目は虚ろで、視点が定まっていない。飲んでいる酒は真冬でも、コスパの良い?ストロング系の缶入り酎ハイだ。
独身にしろ、所帯持ちにしろ、仕事を引退して年金で暮らすようになり、一日やることもなくて、楽しみもなくて、何をしたら気持ちがいいか?
あー、酒を飲めば気分が良くなる、陽気になれる。
年を取ってからの飲酒は、衰える一方の臓器に負担を掛けることだろう。肝臓だけではない、首の上、頭の中にある一番重要な脳にも多大な悪影響がある。
加齢によって、脳も老化し、認知症へと進んでいるかもしれないのに、それを加速させるようにアルコールを入れるなんて、あな恐ろしや!
人生の終盤を迎えて、酒を飲まない人生は最高だな!と思う次第。
老いて衰えて行く自分を、シラフの頭で冷静に観察し、ほほ~、老化とはこういうものなのかと、実感し体感し、自虐的に老化を楽しむ(笑)
・‥…━━☆《10年前の今日》
息子の小学校時代の少年野球チームの卒団式に出たのを思い出した。この頃はもう、飲み会で酒を飲まないことは苦痛ではなくて、寧ろ楽しみになっていた。
「いや~、いろいろありまして、去年から断酒してますんで!」と、笑顔を振りまきつつ、自分の席に戻る。乾杯のあとは、隅の方に置いてあったコーラやジュースを自席に持ってきて、ジュース飲み放題。それと、最近甘党になったので、お菓子を食べ、周りの人と談笑し、時間になったので、「それでは~!」と、爽やかに引き上げて来た次第
この頃、息子はもう中学3年生だったけれど、頼まれて、チームのホームページメンテナンスなどをしていたのだった。
あれから10年、もう私の同世代では、孫が少年野球をやっている。私は周囲よりも10年結婚が遅かったので、孫もいないけれども。
・‥…━━☆☆☆
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