東京は、晴れて風もなく、過ごしやすい一日だった。
奥歯を抜歯して1週間になるので、傷跡のチェックに歯医者へと行って来た。
何度か書いているけれど、私が通っている歯医者は、今のところへ引っ越す前から通っており、前の居住地にあるので、結構遠い。それでも、もう25年も通っている。
抜歯の跡は順調に回復しているので、2月末か3月頭ごろに、今度は失った歯の部分を補うブリッジの治療に赴く予定だ。
さて、昼頃だったか、ある駅に乗車してホームで電車を待ちつつボーっとしていると、タバコの不快な悪臭が鼻腔に入ってきた。
(ん!?駅のホームで!?!なぜタバコの臭い??)
見回すと、私の立つすぐ横にあるベンチで、小汚い80歳くらいのジジーが当たり前のように喫煙している。
私はひと言「ここ、禁煙だよ!」とそのジジーに言って、すぐに早足でそこを離れて、ホームの端のほうへ。数十メートル離れた(笑)
電車に乗っていて、隣に酒臭い人がいるのに気づいても、私は同じ行動をする。流石に何も言わないけれど、すぐに立ち上がり車両を移動する。
タバコを断って20年くらいになるのかな。酒を断ってそろそろ11年。
私の身体は、もうタバコと酒には、その悪臭で一瞬で不快反応を示す。
・‥…━━☆《10年前の今日》
破滅願望はもう全く感じなくなったなあ。
(あー、いいなあ~。自分も、スリップして一度思い切り飲んでみたいな~)
もちろん、こんな感情は危ない、と分かっている。けれども、湧いてくることがある。人間の心理というのは、実に分からないな。あと少しで、断酒一年に届こうという時期になって、こんな願望が現れてくるとは!
たぶん老境に入り、破滅しようとしまいと、人生の終わりが来ることを意識しているからだろう。
・‥…━━☆☆☆
*広告
↓↓↓※コメント欄への書き込みは自由ですが、諸般の事情により表示はされません。よろしくお願いします<(.".)>