寒風吹きすさぶとはまさに今日のことだろう。
今冬の最強の寒波が襲来しているので、冷え込みも厳しかった。歩いていても、襟首の辺りから冷気が侵入して来る。
10年前の今日のブログを読み返すようになって、自分の断酒の過程を一日一日辿るのもとてもいいものだなと思っている。
酒を大量に毎日飲むことによって、身体が蝕まれる。内臓だけでなくて、人間の尊厳を司っている脳をもアルコールは破壊してしまう。
多くのアル中は、悲惨な晩年を迎えるわけだが、一方、私が前からとても不思議だと思っているのは、元気なアル中の存在だ。
今日も、駅前のいつもの場所に、この大寒波の低温の中で、どこか悟ったような顔つきで、例のストロング系のロング缶を片手に、いつもの歯無しフガフガアル中が酒を飲んでいた。
身体は細くてヨレヨレで、歯が無くて頬はこけているけれど、こうして毎日のように外出して酒を飲める元気なアル中がいる。私がここで見かけるだけでも、元気なアル中は3、4人は存在している。
うぅむ。
ほぼ毎日朝から起きている間は酒を飲んでいるような生活なのに、元気なアル中。不思議だ。
・‥…━━☆《10年前の今日》
大酒を飲んでひっくり返るような日を、過去に数え切れないほど経験して来たわけだが、私は膵臓に関しては今のところ大丈夫のようだ。
今まで、こんなことも知らずに、30年以上も飲んできたわけだ。アルコールの大量摂取で起こる急性すい炎で、すい臓が、溶ける。つまり、すい臓そのものが消化されてしまう。(自己消化)
読み返すと、自分も急性膵炎を起こしていた可能性があったのだと、背筋がぞくぞくした。
今日も、酒を二度と口にしてはならぬ!と心を新たにした。
・‥…━━☆☆☆
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