愚図ついた天気で、スカッとは行かず、しかも風が強くて寒かった。明日は晴れるようだ。
数日前、河津桜を観に行ったら、満開で、まだ散り始めてさえいなかったので、今年はかなり開花が遅いと感じた。
そう言えば最近、娘の誕生日があって、家族でちょっとしたお祝いをした。息子は来れなかったけれども。
昨年の今頃は、息子と娘の大学の卒業が重なって、バタバタしていたのだが、今年は落ち着いている。あれからもう１年が経ったのか・・・早すぎる。
今の私の子らの年齢だった頃の、若かりし頃の自分は、既に酒を飲み、色々と問題行動を起こしては、反省し、また酒を飲みの繰り返し。
このトシになって来ると、あのひどい二日酔いでさえ、懐かしい思い出になって蘇る。と言っても、もう一度その体験をしたいわけではない。ただただ懐かしいだけだ。
自分の子供らが、全く酒に興味を持たないどころか、毛嫌いしていることが、親としては心から嬉しい。
・‥…━━☆《１０年前の今日》
このトシになって来ると、飲んだくれていた頃の自分でさえ懐かしい。だって、今よりもずっと若かったからね。
『罪を憎んで人を憎まず』という言葉があるが、『飲酒を憎んで自分を憎まず』という方向へ持っていきたい。断酒してから学んだありとあらゆる酒害についても、飲んでいた頃の自分は、殆ど何も知らなかった。ただ、毎日、何も考えずに、酒を飲んで酔うことを繰り返していただけだった。
過ぎ去った時間は戻らない。飲んだくれ時代の自分も戻らない。あの頃の自分を私はもう許容している。
・‥…━━☆☆☆
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