良く晴れた爽やかな日だった。風は強めで、まだまだ寒い。
そして、もう３月もど真ん中に来てしまった。時間が飛び去るように過ぎて行く。
けれどもう、私は時間を追ったり追いかけられたりすることはしない。のんびりゆったりゆっくり生きることにしているから。
今日からもう私の断酒も１２年目に入る。
断酒を決意した日が、昨日のようにも、はるか昔のようにも感じられる不思議な感覚だ。鮮やかな記憶がある反面、何十年も前のような気もする。
断酒を決意したあの日のことと、その翌日のことは、これまで何度も書いたのでもう書かない。けれど、毎年３月の１４日と１５日を迎える度に、酒を最後に飲んだ日と、断酒を始めた日を強烈に認識している。
私があと何年生きられるのか、これは神のみぞ知ることではあるが、息を引き取るときまで、酒からは離れていよう。
酔っ払ったままで死ぬのは、絶対に避けたいので。
・‥…━━☆《１０年前の今日》
１０年前に観賞した映画。なんとなく思い出した。
この映画の主人公には、酒をやめようという考えはない。ひたすら飲み続ける。ラストは悲しいが、こんな死に方もありか。。
酒を好きで飲み続けている人に、断酒を勧めることの無意味さ。そう、酒を飲み続けてそのまま死にたい人もいるわけで。
・‥…━━☆☆☆
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