今日も身に危険の迫る暑さだった。
午後、用があって出掛けたが、電車のトラブルがあり、駅のホームで暫し立ち尽くした。
風も無く、待合室もコロナ対策で窓が全開で冷房は効いておらず、駅のホームが焦熱地獄と化した。
早く帰宅して、冷房の効いた部屋で休みたい。頭の中は、そればかり。
ここのところ、日中は猫たちのために、人がいない時でもリビングのエアコンは点けている。
砂漠が原産の生き物なのに、猫は暑さに弱い。全身毛で覆われており、脱ぐわけにもいかず、この猛暑の中、見ていて気の毒ではある。
さて、今日ある断酒仲間から聞いた話でメタノールが出て来たので、書いてみる。
メタノールとは、メチルアルコールのことで、メチルアルコールは、飲むと失明の危険がある。
明治初期の頃に来日した眼科医ヘボンの話。ヘボン式ローマ字を考案した人。
消毒の為に取り寄せたメタノールだが、使用人たちには飲んではいけないと注意しておいたにも関わらず、これは西洋の焼酎に違いないと、飲んでしまいエライことになったそうだ。
何とか一命を取りとめた使用人たちに、ヘボンが言った言葉。
『私はアルコールが惜しくて飲むなと注意したのではありません。あなた方の命が大切だから、注意を出しておいたのですよ。』
これを教えてくれた断酒仲間は、メタノールではなくて、普通の酒にも言えることだと感想を述べていた。
残留メタノールについては、以前にも詳しく書いている↓。
今日、メタノールに関して検索していたら、この記事がとても新鮮だったので、同じことだが、もう一度取り上げる。
眼科医の方が書いた記事なので、説得力がある。
酒と言うと、含有しているアルコールは、エチルアルコール(エタノール)だけと認識していないだろうか。
微量ながらもメチルアルコール(メタノール)も蒸留酒には残留しており、沢山飲めば、微量と言えども身体に害があることは明白である。
蒸留酒と言えば、私は飲酒生活の晩年、焼酎をかなり飲んでいたので、残留メタノールの話は身に詰まされる。
ラリッて気持ち良くなろうとして、酒つまりエタノールを飲んでいたはずなのに、実は極微量ながらも、メタノールも飲んでいただと⁉
断酒生活を送っている人は、この残留メタノールの話を聞いた時、きっと心の底から、自分が断酒したことを喜ぶことだろう。
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