来る日も来る日も、別に探さなくとも、飲酒運転事故の報道が目に入る。
依存症の末路と表題の付いたニュースを読んで、ここまで堕ちると、果たして這い上がれるのだろうかと思った。
軽トラ運転の男が酒気帯びで向かった免許更新手続き 「まだ時間がある」と缶酎ハイ、そしてひき逃げ 依存症の末路… | 鹿児島のニュース | 南日本新聞 | https://t.co/HDoBad6f3M https://t.co/uzLyIu1PKO @373news_twitより
— 断酒男爵 (@anomiyakun) November 17, 2020
運転免許の更新に行く前に、酒を飲み、現地に到着したのが早かったからと酒を飲む。飲酒運転で、運転免許の更新に行くって⁉
T字路を減速せずに右折し、直進して来たバイクと衝突したのに、何かにぶつかったくらいにしか感じなかったそうだ。
やめられぬ酒の恐ろしさを、まざまざと感じさせられる事件の記事だった。
この記事を読んで、
「断酒は心ひとつの置きどころなのになぁ」と、中村天風師のことを思い出した。
酒に執着し、自分の生活の中心に酒を置く生き方は、本人の気付きが無ければ、改められることは絶対に無い。
本人が気付けば、心ひとつの置きどころを変えてやることにより、酒浸りの人生から解放される。正に中村天風師の名言「人生は心ひとつの置きどころ」なのだ。
中村天風とはどんな人物で、どのような名言を残したか、次の記事に詳しく書いてある。今、読み返しても、師の名言は、心に刺さる。
中でも、
人生は
生かされてるんじゃない。
生きる人生でなきゃいけない。
と、
持たなくてもいい重い荷物を、
誰に頼まれもしないのに
一生懸命ぶらさげていないか。
は、酒を断って、その生活が身に付いた今、本当にこの通りだと実感する。
人生は、酒に生かされてるんじゃダメだ、酒を断って生きる人生じゃないと。
飲まなくてもいい碌でもない酒を、誰に頼まれもしないのに一生懸命飲んでいないか。
こう読み替えれば、良く分かるだろう。
人生は心ひとつの置きどころ、と中村天風師は、喝破している。正に、そのとおりだと、やっと最近分かって来た。
断酒も、心ひとつの置きどころで、如何様にもなる。
このことが分かるには、3年はかかるかもしれない。
酒を断ち続ければ、きっと分かる日が来ることだろう。
いつまでも心を酒に置くのか、心を自分の人生に置くのか。
酒にどんなに執心しても、アルコールへの薬物依存が進行するだけだ。
心を酒から解き放ち、本当の自分の人生に置け!
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