昨年から世界を席巻している新型コロナウィルス感染症。
人々の生活様式がガラッと変わってしまうくらいの影響を及ぼしている。
これまで3密が当たり前だった、大いなる3密の生活。あれは、2019年までの生活で、2020年からは、3密が避けられるようになった。
今日、3密の酒飲み文化は消えるのかとの記事があり、読んでみた。そこには、新宿ゴールデン街の、ある老舗の飲み屋の方の考え方が書かれていた。
コロナ禍の今だけでなく、このコロナ禍が終息しても、もうかつての3密が当たり前の飲み方が消えてしまうのではないかとの、危惧が書かれていた。
私も何となく、そのような世の中になるのではないかと考えている。狭い空間に多くの人が集まるスタイルは、敬遠されるような気がしている。
これだけ新型コロナウィルス感染症で傷めつけられると、それを避けるための生活様式が、いつまでも人々の間に残るのではないだろうか。密に集まってワイワイガヤガヤすることが、当たり前ではなくなるのかもしれない。
新型コロナウィルス感染症が世界中に広がる前から、私の生活から3密は取り除かれていた。断酒によって、狭い空間でだらだらと酒を飲む習慣から解放されていたので、コロナ禍になってから、特に困ることはなかった。
ただひとつだけ、オフ会を気軽に開催出来なくなってしまったことが、とても残念である。2020年のオフ会は、夏と暮れに恐る恐る開催してみたが、あまり人は集まらなかった。
オフ会のことを除けば、コロナ禍の3密を避ける生活は、断酒人にとっては、寧ろ当たり前のことだと思うが、どうだろうか。これから、3密を避ける生活が尊ばれるとしたら、既に断酒人はその生活をしている。
アルコールから離れて、酒の無い世界を生きる断酒人は、時代を先取りしているのだ。未来から来た人なのだ。そう思えば、自分が誇らしいではないか。
これに類することを、以前にも書いている。
酒を飲まないライフスタイルは、そう遠くはない未来には、当たり前のことになると、私は確信している。
『飲酒の習慣は、とても野蛮で前時代的なものである。酒の主成分が、薬物アルコールであり、それを飲むことが如何に人体に害悪であるかは、証明されている。』
このような文章が、普通に読まれる日がきっと来る。10年後か、20年後か、私の生きている内に、きっと来る。
私たち断酒人は、未来を先取りして生きているのだ。
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