街を歩くと、カレンダーに相応しい格好で歩いている人もいるけれど、見るからに暑苦しい。そう感ずるのは私だけなのか。
今日も、気温が高めなので、半袖で十分であった。暑いとは書かないけれど、この時期にしては、涼しくない。
この１０年、断酒が継続しており、酒害からは遠ざかることが出来ている。これはその根本原因たる飲酒を断つことによっている。
私がこれから避けることの出来ないのは、時間の経過による加齢である。脳も身体もどんどん老いて、世の中では老人になって行くこと。そして、それに伴って、私が恐れているのは、老害である。
歳を重ねて経験と厚みが増して、長老などと呼ばれる人もいるけれど、一方では周囲が見えなくなり、我儘な老害老人に成り下がる人も多い。
酒害は酒を断つことにより避けられる。老害を避けるためには、その根本原因たる年老いることを避けなければならないが、それは出来ない相談だ。
老害とは、老人になることにより、心が固くなった現象ではないだろうか。柔軟に物事を受け止められず、自分の決めた形でないと、怒りが湧くのだろう。
なので私は、いつまでも己の心を柔らかく保って行こう。外見は老いて衰えても、心だけはいつまでも若く新鮮に保とう。
・‥…━━☆《１０年前の今日》
１０年前のこの頃、まだ私はLINEは使っていなかったのかな。メールとSMSがメインだったのかもしれない。
なので、酒を飲んだら車を運転してはいけないのと同様、酒を飲んだら、携帯・スマホ・iPHONE・iPOD・パソコンなどの情報端末に触れてはいけないのだ。
酔っ払って各種SNSでヤバイ内容を発信してしまう人が後を絶たない。酔っ払いは、その言動に大いなる問題を含むので、思考する内容もかなり偏り、シラフであれば考えられないことを発想し、それを発信してしまう。
酒を断って以来この１０年、私はメールにしても、LINEその他のツールにしても、自分を離れて独り歩きしてしまう「言葉」にはとても気を付けている。
常にシラフだと、喋る言葉ひとつにしても、それを受け止める相手のことを考えて発することが出来る。
・‥…━━☆☆☆
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